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「英検5級に合格できてうれしかった」|LSP2025年度修了式

2026年3月15日、オンライン個別学習支援「ラーニングサポートプログラム(LSP)」の2025年度修了式をオンラインで実施しました。1年間の活動の集大成の場でもある修了式では、小中学生や保護者、サポーター(大学生や若手社会人のボランティア)が、この1年間を振り返りました。


「東宝スタジオの見学が一番楽しかった」
「目標を決めて、一つずつ達成してきた」


参加者それぞれが、LSPでがんばったことや印象に残っている出来事、来年の目標について言葉にしました。

 

 

LSPは、親を亡くした子どもを対象としたオンライン学習支援プログラムです。小学生や中学生の参加者が専属のサポーターとペアを組んで、Zoomなどのビデオ会議ツールを使い、1年間継続的に、週1回・1時間のセッション(学習時間)をおこないます。

 

セッションでは、学校の予習復習や宿題、テスト勉強などのほか、あしなが育英会が提供する教材を使って苦手分野の強化をしたり、サポーターと相談して学習内容を決めたりと、学習者である子ども自身の興味・関心を尊重しています。

2025年度は79組のペアが参加し、年間を通して約1800回のセッションを実施しました。

 

本記事では、2025年度のLSPに参加した小中学生とサポーター、保護者のコメントを紹介します。

小学生・中学生・保護者・サポーターがあいさつ

修了式では、1年間学習を続けた小学生、中学生、保護者、サポーターが、それぞれの1年間を振り返りました。

 

「英検5級に合格できて、すごくうれしかった」|小学生代表 中西さん(小学6年生)

 

中西さんは、LSPで英検5級の勉強に取り組んだことを紹介してくれました。

 

「英検5級の勉強では、難しい単語や文章を覚えたり、英語の聞き取りの練習をしたり、問題を解いたりしました。動画を見て、聞いて覚える勉強もしました。サポーターのあゆちゃんが、わかりやすく教えてくれたり励ましてくれたりしたので、頑張ることができました。無事に合格できて、めちゃくちゃうれしかったです。これからも勉強を頑張って、もっと上の級を目指したいです」

 

また、LSPで印象に残っている出来事として、サマープログラムについても話しました。

 

「LSPで一番の思い出は、夏のサマープログラムです。なかでも楽しかったのは東宝スタジオの見学でした。僕はゴジラの映画が大好きで、昭和ゴジラから今のゴジラまでたくさん見てきたので、すごくワクワクしました。ゴジラスーツが3体あって、とてもうれしくてひっくり返りそうになりました。一生に一度の思い出になりました」

 

最後に、担当サポーターへメッセージを送りました。

 

「1年間サポートしてくれてありがとうございました。英検5級に合格できたのはあゆちゃんがいてくれたからです。勉強に集中できなかったときも、根気強く教えてくれてありがとう。中学校に行っても、教えてもらったことを忘れずに、英語や数学を頑張りたいです」

 

「目標を決めて、一つずつ達成してきました」|中学生代表 Yさん(中学3年生)

 

Yさんは、入試に向けて理系科目の苦手克服に取り組んだことを振り返りました。

 

「毎週のセッションや自習では、入試に向けて理系科目の苦手を克服できるように頑張りました。定期テスト前はワークや問題集に何度も取り組み、自分で問題集を買って勉強することもありました。また、目標設定の習慣も身について、『1日最低でも何時間は勉強する』と決めたり、定期テストや模試の順位や偏差値を目標にしたりして、一つずつ達成してきました」

 

高校進学については、次のように話しました。

 

「第一志望の公立高校には届きませんでしたが、併願校も自分で『行きたい』と思って選んだ学校です。高校では、自分の進路のためにできることを頑張りながら、勉強も部活も楽しみたいと思います」

 

また、サポーターへの感謝も伝えました。

 

「テストや模試で思うような結果にならなかったときも、いつも笑顔で話を聞いてくれて、前向きな言葉をかけてもらい、気持ちが軽くなりました。毎回たくさん話してくれたので、楽しくLSPに取り組むことができました。ありがとうございました」

 

「大学生サポーターとの時間は、貴重な時間でした」|保護者代表 柴田さん

保護者代表の柴田さんは、子どもがLSPに参加した当時を振り返りました。

 

「LSPが始まった当時はコロナ禍で、人と会うことが難しい時期でした。オンラインで学習できる機会はとてもありがたかったです。大学生サポーターとのセッションは、遠くにいる誰かとつながることができる、子どもにとって貴重な時間だったと思います」

 

また、学習面での支援についても話しました。

 

「学習面では、目標や計画を立てながら、娘の気持ちに寄り添っていただけました。少しずつ目標を達成できたことで、自信につながったと思います。成績が良かったときは一緒に喜び、思うようにいかなかったときは次にどう立て直すかを一緒に考えてくださいました。失敗を力に変えられるようになり、大学に進学をしたいという新たな目標もできました」

 

最後に、サポーターやスタッフへ感謝を述べました。

 

「サポーターとスタッフのみなさん、1年間、学習面だけでなく、子どもの心の支えになってくださり、ありがとうございました。また、協力企業様が子どもたちの境遇を理解し、温かくご支援くださったことも心より感謝しています。誰かが与えてくれた優しさと温かさは、子どもたちの心を育て、未来に羽ばたく大きな力になると思います」

 

「自分にしかないものを見つけて伸ばせる場所」|サポーター代表 山田さん

 

サポーター代表の山田さんは、小学生代表・中西さんの担当サポーターとして活動した1年を振り返りました。

 

「皆さん、ペンギンをご存じですよね。ペンギンは鳥ですが、空を飛ぶことはできません。その代わり、海の中をとても速く泳ぐことができます。私は、LSPは勉強だけではなく、ペンギンのように、自分だからできることや、自分にしかない得意なことを見つけられる場所だと思っています」

 

さらに、次のように話しました。


「人と同じことが大切なのではなく、自分にしかないものを見つけて、それを伸ばしていけるのがLSPのよいところだと思います。小学生・中学生にとっても、サポーターにとっても、みんなが成長できる場であり続けてほしいと思います」

 

◇◇◇

 

LSPは、学習支援プログラムであると同時に、子どもたちがサポーターと継続的な関係性を築くことができる場です。子どもの学習をそばで見ていてくれる、寄り添ってくれる人の存在は、子どもたちにとって大きな支えとなります。修了式では、子どもたちとサポーターの良い絆を感じられるエピソードも多く共有されました。


2025年度は、サポーターとのセッションだけでなく、オンライン事業であるLSPにとって初めての対面イベントである「サマープログラム」や、「英会話レッスン」、「読書チャレンジ」といった特別企画など、LSPの主役である小学生・中学生たちにさまざまな体験機会を提供してきました。

2026年度は約70組のペア(小学生・中学生×サポーター)がLSPに参加します。子どもたちが、自分らしい未来へと進む後押しを、LSPはこれからも続けていきます。

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